認定・専門薬剤師の資格で年収は上がる?スキル次第で年収100万UP可能!
転職するときに気になるのがやはり年収。どうせ転職するなら年収アップさせたいですよね。
転職は年収を大幅に上げられるチャンスなのです。このチャンスを活かすために重要なのが、自分の持っているスキルです。
認定薬剤師や専門薬剤師の資格を持っていると、求人先にアピールできるから年収が上がりやすいという話を聞いたことがありませんか?
これらの資格やスキルを持っていると、いったいどれくらい年収が上がるのでしょうか。
また、認定薬剤師や専門薬剤師以外で年収を上げられるスキルはあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
目 次
転職する際に何かスキルがあると有利?年収が上がるという噂は本当?
あなたは「転職時に何かスキルを持っていると年収が上がりやすい」というのは本当だと思いますか?
普通に考えたら、スキルという武器を持っているわけなんだから、年収は上がると思いますよね。
確かに、スキルを持っていると年収が上がりやすいという話は本当なのですが、「大幅に上がるか?」と聞かれると、何とも言えない部分があるのが現状です。
転職をせずに、今働いている調剤薬局や病院で年収アップを試みる方もいるでしょう。
特に認定薬剤師や専門薬剤師の資格は、薬剤師としてのスキルを証明するものでもありますし、自己研鑽にも持って来いの資格です。
認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取るためには、お金も時間も体力も使います。簡単に取れる資格ではないことは、薬剤師であれば誰でも知っているでしょう。
苦労して取った資格だから年収も大幅に上がるだろう、そう思っている薬剤師の方は要注意です。
スキルがあれば年収が上がるのは事実です。しかし、期待しているほど年収が上がらない可能性があることを、頭に入れておかなければなりません。
認定薬剤師の資格を持っていると年収がいくら上がるか
薬剤師になった方が、まず取得を目指す資格が認定薬剤師ですよね。
まずは認定薬剤師の資格で、どれくらい年収に差が出るのかをご説明していきます。
認定薬剤師の資格を取得する方法
医薬分業が進んでいく中で、薬剤師の専門性を高める必要が高まってきている昨今では、認定薬剤師の資格取得を目指す薬剤師が後を絶ちません。
2016年にできた「かかりつけ薬剤師制度」によって、かかりつけ薬剤師を目指す薬剤師も増えていますよね。このかかりつけ薬剤師になるためにも認定薬剤師の取得が必須となります。
認定薬剤師になるために、どれくらいの労力が必要になるのかを最初に把握しておきましょう。
<認定薬剤師になるための主な条件>
薬剤師としての実務経験を5年以上経験している
日本病院薬剤師会或いは日本薬剤師会の会員でなおかつ別に定められた学会の会員である
薬剤師免許を持っており、優れた見識を持っている
所定の単位を取得している
貢献した症例を20例以上報告できる
認定薬剤師の資格には、がん薬物療法認定薬剤師や在宅療養支援認定薬剤師など、いくつか種類があります。
どの認定薬剤師を目指すのかによって資格取得の条件が異なるため、上に挙げたのはあくまでも一例です。
薬剤師がまず目指す資格、と言われている割には取得するのに意外と時間がかかりますね。
講習を受けて単位も集めなければいけないので、仕事の休みも削られそうです。ちなみに認定薬剤師の申請には手数料が10,000円かかります。
認定薬剤師の資格を取得すると年収はいくら上がるのか
思ったよりも取得するのに時間がかかってしまう認定薬剤師。晴れて資格を取得した際にはどれくらい年収が上がるのでしょうか。
企業にもよりますが、認定薬剤師の資格を取ると認定薬剤師手当が支給されます。その額は月に5,000円〜10,000円程度です。手当は思ったよりも貰えませんね。
手当とは別にボーナスに加算してくれるところもあります。多いところで10万円支給してくれる企業があります。
これらを踏まえると年収にして6万円から30万円ほど年収アップができる計算になります。意外と少ないような気がしますね。
専門薬剤師の資格を持っていると年収がいくら上がるか
では、専門薬剤師の資格を取得すると、どれくらい年収が上がるのでしょうか。
専門薬剤師は認定薬剤師よりもさらに難易度の高い資格ですので、認定薬剤師よりも年収が上がって欲しいところです。
専門薬剤師の資格を取得する方法
専門薬剤師は認定薬剤師よりも、さらに専門的な知識が必要とされる資格です。そのため専門薬剤師になるのは、認定薬剤師になるよりもはるかに難しいです。
主な専門薬剤師の資格は下記の6つです。どの専門薬剤師も生半可な努力では取得できません。
・がん専門薬剤師
・感染制御専門薬剤師
・精神科専門薬剤師
・妊婦授乳婦専門薬剤師
・HIV感染症専門薬剤師
・栄養サポート専門薬剤師
<専門薬剤師になるための主な条件>
専門領域に関する学会発表が3回以上ある
国際的な学術論文が2編以上ある
病院長などの推薦がある
日本病院薬剤師会が行う専門薬剤師認定試験に合格している
認定団体の講習会で一定の単位を履修している
これらをすべてこなすためには、仕事の休みをすべて資格取得のために費やす勢いでなければ難しいでしょう。
講習会で単位を取得していくだけでなく、学会での発表も必要になってきます。
専門薬剤師の資格を取得すると年収はいくら上がるのか
講習会に参加して論文を書いて、学会で発表して…専門薬剤師になるまでの道のりは、かなり険しいです。
果たして専門薬剤師の資格で年収をどれくらい上げられるのでしょうか。
実は専門薬剤師の資格を持っていても、認定薬剤師と同様に大幅に年収が上がることはありません。手当が月に5,000円〜数万円程度貰えるくらいです。
資格を持っているとボーナスに上乗せしてくれる企業がありますが、それでも10万円程度です。年収に換算すると多くても30万円〜40万円ほどしか上がりません。
資格を持っていなくても年収が上がる方法がある
認定薬剤師も専門薬剤師も取得するためには、かなりの労力が必要です。しかも資格を申請するのに1万円、更新するのに2万円以上かかります。
確かに、認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取ると年収が上がりますが、取得のためにかかる労力とお金に見合うくらい年収が上がることは期待できません。
でもちょっと待ってください。年収アップは何も「資格取得」にこだわらなくても可能なんですよ。
コミュニケーション能力スキルで年収アップ
リーダーシップスキルで年収アップ
実はこのような、誰でも持っているスキルでも年収アップが可能です。これらのスキルは、特に転職の際に力を発揮してくれます。
うまくいけばコミュニケーションスキルやリーダーシップスキルによって、100万円近く年収をアップさせることも可能です。
コミュニケーション能力スキルで年収20万円アップ
薬剤師は総じて、コミュニケーションが苦手な人が多いと言われている職種です。それがなぜなのかは分かりません。
しかし、実際にコミュニケーションを円滑に取れる方は企業に重宝される傾向にあります。
コミュニケーション能力と聞くと、誰とでも気兼ねなく話せるような、とんでもなくフレンドリーな人を思い浮かべる方もいるでしょう。
しかし、そこまでの能力は薬剤師の世界では要求されません。仕事に差し支えのない範囲でコミュニケーションが取れたらOKです。
薬剤師は患者さんと向き合っている、短い時間で必要な情報を聞き出していかなければなりません。聞き出すだけでなく、こちらから情報を提供していくことも必要です。
コミュニケーションを取るのが苦手な薬剤師は、なかなか患者さんから情報を引き出すことができません。
一方でコミュニケーション能力がある薬剤師は、数分間しかない時間の中でも治療に関わる情報をうまく聞き出すことができます。
患者さんと難なく会話ができるというコミュニケーション能力があるだけで、実は年収をアップさせることが可能です。
転職の際にうまくこのコミュニケーション能力をアピールできれば、相場よりも20万円ほどの年収アップが期待できます。
リーダーシップスキルで年収50万円アップ
リーダーシップスキルというのは、要は調剤薬局や病院の営業をうまく回すために、周りに指示出しができる人のことを指します。
ただただ指示されて動くのではなく、周りを見て人を動かしながら営業をスムーズに回せる人のことです。リーダーシップスキルは言い換えれば、職場をうまく回せる人ですね。
このようなスキルを持つ薬剤師は、年収が相場よりも50万円ほどアップできる可能性があります。
この人になら店舗を任せられる、営業を任せられると思われる人材を欲しがらない企業はありません。
転職時にスキルを活かして年収アップを狙うためには
コミュニケーションスキルやリーダーシップスキルは、誰でも持っている可能性のあるスキルです。
認定薬剤師や専門薬剤師のように、資格取得のために多くの時間を費やす必要はありません。さらにはお金も一切かかりません。
年収アップさせるだけのために、認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取得するのは現実的ではないんですね。
ということで、年収をアップさせたい薬剤師はコミュニケーション能力やリーダーシップスキルを、どんどんアピールしていった方が早く年収を上げることができますよ。
でも、どうやってこれらのスキルをアピールしたら良いのでしょうか?まさか履歴書の資格欄にリーダーシップスキルなんて書くわけにもいきません。
スキルをアピールする方法、実はとても簡単です。転職サイトを使えば良いのです。今の時代、転職サイトを使わずに転職をしようとする薬剤師はあまりいないと思います。
転職サイトのコンサルタントに自分のスキルをアピールしてしまえば、後はコンサルタントが求人先と年収の交渉をしてくれるのです。
転職サイトは何種類かあるので、どこを使うか迷ってしまうかと思います。
もしも、あなたが転職で年収アップを目指しているのなら薬キャリをおすすめします。
薬キャリを使うと大幅な年収アップが期待できる
なぜ、薬キャリをおすすめするのか分かりますか?実は薬キャリにしかないメリットがたくさんあるからです。
交渉能力が高い
自分にピッタリの求人を紹介してくれる
対応が早い
ここでは3つのメリットについてご説明します。
交渉能力が高い
薬キャリと他の転職サイトとの違いはコンサルタントの交渉能力にあります。転職サイトというのは求人を紹介するだけが仕事ではないんです。
求人先に「この薬剤師はどうですか?この人は〇〇というスキルを持っていますよ。だから年収を〇〇万円にまで上げてもらえませんか?」と年収の交渉をするのも仕事のうちです。
求人先も薬剤師が欲しいので求人を出しているわけです。その求人先で働きたいという薬剤師がいるのなら、何としてでも人材を確保しておきたいのです。
しかし、応募する側にも年収はいくら以上、残業は何時間以内のように一定の条件があります。
「この条件を満たさないならあなたの薬局では働きません。でも、条件を合わせてくれるのなら働きます」というように、薬キャリのコンサルタントがうまい具合に条件の交渉をしてくれるのです。
ここで自身が持っているスキルをうまく使って年収の交渉ができれば、相場の年収よりもさらに上の金額で契約ができるんですね。
年収を上げるための交渉は、どのコンサルトントでもできるわけではありません。経験を積んできたコンサルタントにしかできないんですね。
薬キャリのコンサルタントは、そんな経験を多く積んでいるコンサルタントが多く在籍しています。
まさにコミュニケーションスキルやリーダーシップスキルを使って、うまく年収アップさせるのに持って来いの転職サイトなのです。
自分にピッタリの求人を紹介してくれる
薬キャリには「オーダーメイド求人」という制度が存在します。その名のとおり、転職先を探している薬剤師の条件に合う求人を作り上げてくれる制度です。
この制度も薬キャリの交渉能力があるからこそ、できるものです。転職希望者が提示している条件に近い求人を出している企業を、まずいくつかピックアップします。
その企業に交渉を持ちかけることによって、転職希望者が提示している条件にできるだけ近づけた求人を作り上げていきます。
こういった制度があるため、薬キャリに登録すれば「なかなか自分に合う求人を紹介してくれない」という事態に陥りません。
対応が速い
できるだけ早く転職先を探したいと考えている薬剤師は多くいます。そんな方にも薬キャリはおすすめですよ。
なんと、登録した当日に最大10件の求人を紹介してもらえます。翌日までに紹介というところは良くありますが薬キャリは当日に紹介です。
さらに転職先についての問い合わせもスムーズに対応してもらえます。遅くても24時間以内です。
-
転職先の雰囲気が気になる。
-
人間関係はどうなの?
-
残業は本当に少ない?
といった、実際に職場で働かないと分からないようなことまで、すぐに返事をしてもらえます。返事が早い上に、求人先の詳しい情報まで教えてもらえますよ。
まとめ 資格取得よりもスキルを活かして年収アップの転職をしよう!
認定薬剤師や専門薬剤師の資格を取っても大きく年収が上がることはない
コミュニケーションスキルやリーダーシップスキルで最大100万円年収アップ可
誰でも持っているスキルを使って年収アップを狙うなら薬キャリを使い倒す
認定薬剤師や専門薬剤師の資格では思ったような年収アップはできません。職場によっては一切手当が出ないところすらあります。
そのため、年収を上げることだけを目的に資格を取得するのは賢い手段とは言えません。
それよりもコミュニケーション能力やリーダーシップスキルのように、誰でも持っている可能性のあるスキルを活かして転職した方が100万円近くも年収を上げられます。
これらのスキルを使って年収を上げるためには、転職サイトの利用が欠かせません。
求人先との交渉能力が高い薬キャリを使うことで、うまくスキルを使って年収を上げることができますよ。
薬剤師転職サイト おすすめランキング
![]() |
マイナビ薬剤師 |
詳細は こちら |
---|---|---|
![]() |
ファーマキャリア |
詳細は こちら |
![]() |
リクナビ薬剤師 |
詳細は こちら |